エンジニアが決算書を読むための第一歩め。BS/PL/CFとは何か
以前、エンジニアが決算書を読む理由について書きましたが、今回は実際に決算書の説明をしていきたいと思います。
決算書は細部まで読まなくても全体像は理解できる
決算書は財務3表と呼ばれ、貸借対照表、損益計算書とキャッシュフロー計算書で構成されています。
また、英語読みのほうでよく表されているのでこちらは覚えておきましょう。
- 貸借対照表 = Balance Sheet(BS,B/S)
- 損益計算書 = Profit and Loss statement(PL,P/L)
- キャッシュフロー計算書 = Cash Flow statement(CF,C/F)
これらの財務3表は細部まで読む必要がなく、ざっくりと読めるようになりさえすば大枠は捉えられます。
私もまだ全てのパターンを網羅しているわけではありませんが、ざっとみるだけで会社のある程度の状況が理解できるくらいにはなった・・かと思います。
今回は簡単な説明しか書きませんので、次回は事例を踏まえて徐々に細かい項目なども説明していきます。
貸借対照表(BS)とは?
すでに画像に書いてある通り、貸借対照表とは決算日時点の企業の財政状況を示したものです。 大きく分けて、
損益計算書(P/L)とは?
一定の期間の中で、売上や費用などの企業の経営状況をチェックできます。 こちらは見たことない人でも、以下のような単語はある程度しっているのではないでしょうか? *オイシックス・ラ・大地株式会社 2019 年3月期 第2四半期決算短信より
ここはよくお化粧できるなんて言われるほど誤魔化せる箇所ですね。
キャッシュフロー計算書(C/F)とは?
名前の通り、企業のキャッシュ(現金)の流れのことを言います。
ここでは、主に
の三つの項目が存在し、PLとは異なり、実際の現金の流れを書くので誤魔化しが効きづらい部分です。
逆に言えばここもしっかり見ておくことで、誤魔化してないかなど確認できます。最近のRIZAPの件でもここを見ておくことは重要でした。
終わりに
かなり簡単に書きましたが、次回はオイシックスの決算書をベースにもう少し細かく見ていきたいと思います。